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六角ナット
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【材質】
鉄、ステンレス、S45C、SUS316L、SUS310S、黄銅、ポリカーボネート、レニー、ピークなど 
【表面処理】
生地、ユニクロ、クロメート、三価ホワイト、三価ブラック、ニッケル、クローム、GB(茶ブロンズ)、BK(SUS黒染め)、BC(黒クロメート)、パーカー、ドブ、ダクロ、8μクロメート、SUS焼付け防止コート、ジオメット、三価ステンコート、アロックなど
【JIS】
​JIS B 1176

​※添付図は、あくまで参考です。

【別名】
ヘックスナット、hexagon nut

特徴

ナット類は主にボルトや小ねじと組み合わせて複数の部品を固定するために使用され、単独では使われません。六角ナットには1種、2種、3種の種類があり、主流は1種。六角ナットといえば通常1種のことを指します。1種は片面に面取りがあり、2種は両面に面取りがあります。3種は薄い厚みのタイプです。4種も存在しますが、ほとんど一般的ではありません。
面取りは、物の角を削って、角面を丸くすることや、切り傷を防ぐために角を取り除くことを指します。これにより、物のエッジが滑らかになり、見た目も丸みを帯びます。安全性向上や仕上げの美しさを求める加工としてよく使われます。

豆知識

六角ナットの歴史は古く、実は紀元前3世紀に遡ります。古代ギリシャの機械工学者であるヘロンが設計した蒸気機関には、六角形のボルトとナットが使われていたといわれています。これは、六角形が均等に力を分散しやすく、締結が安定するため、古代の技術者たちもその優れた性質を認識していた証拠です。

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